初心者がスコアを崩す原因のひとつが「アプローチが寄らない」ことだと思います。手前をザックリやってチョロしたり、ホームランというボールが飛び過ぎてグリーンの奥に飛んで行ったりしてそこから数打を費やしてしまうというのは起こりがちなことです。

 

では、それらのミスがなぜ起こるのか、そしてミスを防ぐ打ち方、練習方法を解説します。

クラブか、腕か

初心者がアプローチをミスする原因は大きく2つあると思います。構え、打ち方のミスと、クラブ選択のミスです。

 

まず、その短い距離を狙い通りに打つための構えがわからないこと。次に手にしたクラブがその距離を打つのに適したクラブか、ということです。

 

短い距離を打つのにクラブを大きく振ることはありません。それであれば、ドライバーやアイアンを打つような、大きく両足を広げて構えることはありません。

 

例えば部屋のごみ箱に紙を丸めて投げ捨てるのに、上から大きく振りかぶって投げることはありませんよね。

 

多分、下手投げで放り投げると思います。その時に、ごみ箱までの距離を細かく計測することもしないはずです。アプローチにも同じことがいえます。

練習方法は?

まずは、持っているクラブの中で最もロフトがあるクラブ、サンドウェッジになると思いますが、両足を揃えて立ち、ボールは身体の真ん中にセットします。

 

グリップも身体の真ん中にセットしてシャフトは真っすぐ下にしてフェースを目標に向けて構えたら、体重はやや左足(左打ちは右足)にかけてフィニッシュまでそのままです。

 

そして右手(左打ちは左手)を使って、下手投げでボールを投げるような感覚で打ってみてください。ヘッドは目標に対して真っすぐ引いて、まっすぐ打ち出します。

 

飛ばす必要はありませんし、体重移動をする必要もありません。胸と両肩はしっかり動かします。部屋のごみ箱にごみを放り投げる要領で、カップをごみ箱に見立てて行います。

 

そうやって打った距離がそのクラブで打てるアプローチの距離になります。少し短いようでしたら少しグリップを左に寄せてハンドファーストに構えます。

 

かなりショートするようでしたら振り幅を少しづつ大きくしてみます。アプローチで大切なのは、利き手の感覚を大切にすることです。

ウェッジ4本が流行り

現行のアイアンセットのピッチングウェッジはロフト47度前後です。そしてサンドウェッジは56度前後だと思います。

 

このサンドウェッジで、上の練習を繰り返してもどうも距離感が合わない、届かないようならピッチングウェッジとサンドウェッジの間を埋めるアプローチウェッジもセットに加えてみます。

 

ウェッジのロフトは48度から1度刻みで60度まで、さらに62度、64度というものまであります。

 

この中から一般的には4度刻みでセットに加えるケースが多いです。それは概ねロフト4度で10ヤードの距離差が出るからです。

 

しかしアプローチはその距離差にこだわらずに打ちやすいと感じるウェッジを使用します。

まとめ

ドライバーやアイアンを打つような構えでアプローチを打つのはかえってゴルフを難しくしてしまいます。利き手の感覚を大切にして「飛ばさない打ち方」を身につけて、グリーン周りで大叩きをしないよいうにしましょう。